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子供が宿題を早く終わらせる方法は?失敗や成功の体験談まとめ

 

こんばんは。鼻風邪になったかも知れない、まえさんです。

中学校や高校に通うお子さんがおられる方は、丁度この時期に定期テスト(中間テスト)がありますよね?

  • 今回は頑張ってくれてるみたい
  • うちは全く勉強してくれない
  • テスト前なのに、勉強になかなか集中出来ない

等、ご家庭によって様々な悩みがおありかと思います。

  • 中学校、高校までにしっかりと勉強に集中して取り組める癖をつければ良かった
  • せめて宿題だけでも、集中して早く終わらせる事が出来ればやる気も出たかも

と、お子さんについて後悔される保護者さんの声もよく耳にします。

今回は、子供が宿題を早く終わらせる方法について、我が子の失敗談や成功談を元にまとめてみました。

どれくらいの宿題が出るのか

なかなか終わらせられない宿題。そもそも一日にどのくらいの量で宿題は出るんでしょうか?

子供たちが小学校のころを振り返りつつ、現在小学生のお子さんを持つ方にも尋ねてみました。

小学1~3年生では、音読、漢字1ページ、国語プリント1枚、算数プリント1枚が、ほぼ毎日宿題として出ていますね。

この中でも、漢字は学年によってマスの数が違い、小学1年生は50マス、小学2年生は84マス、小学3年生は100マスがベースとなっています。

また、国語プリントと算数プリントは、それぞれ1枚ずつの時もあれば、片面ずつ印刷してあるプリントが1枚のこともありました。

音読は、保護者がいる前で教科書を読んだり、子供自身が書いた教科書の感想文を読んだりすることもあります。これは、先生によっても変わってくるでしょうね。

小学4~6年生になると、音読、漢字1ページ、国語プリント1枚、算数プリント1枚はもちろんのこと、自学(自主学習)1ページ、国語のワーク(授業で使うワークプリント)1枚など、更に宿題は増えていきます。

自学は、中学生に向けて自ら進んで学習に取り組む習慣をつけることが目的として出されている先生が多い印象を受けます。

国語のワークは自学とは少し違い、次の授業の予習として使われていたことが多かったですね。

どちらにしても、習い事が多くなったと言われている現代の子供たちが、この量の宿題をその日のうちに終わらせるというのは、少し酷のような気もします。

そんな子供たちが、少しでも早く、集中し、自ら進んで取り組める環境を作ってあげたいと思うのが親心。私もその一人でした。

では、そんな私があの手この手で試してみた方法をご紹介していきたいと思います。

子供が宿題を早く終わるために取り組んだこと

私には二人の子供がいますが、特に下の娘のほうは学力的に問題があったわけではありません。

しかし、学習中は全く集中力がなく、漢字を1つ書いたら余白部分にお絵かきをしてしまうなど、なかなか宿題を終わらせることができない子供でした。

息子はというと、論外…とでも言いましょうか。

宿題自体をどこにやってしまったのか、行方不明にしてしまうことが多く、まずは宿題があるかどうかの確認から始めるような毎日でしたね。

今では懐かしいです(笑)。

こんな二人の子供たちに対して取り組んだ方法。とにかく有効的だと思えるようなことは、教科特有なことでもいろいろ試しました。

もちろん、子供との相性などもあるので、すべてが成功したわけではありませんが、取り組んでみた大きく分けて5つの方法をピックアップしてご紹介します。

キッチンタイマーと競争

集中力のない娘に試したのが、キッチンタイマーとの競争。娘が使用したのはこのキッチンタイマーです。

随分と長いこと使っていたので、汚れや黄ばみがひどくてすみません。

学習の時だけでなく、着替えの時やお料理の時などにも使用していました。

娘はこのセリアで購入した100円のキッチンタイマーに、❝うさちゃんタイマー❞と名前を付け、当時は他のどの家族にも使わせないほどの気に入りようでしたね(笑)。

◎使い方◎

  1. まずは取り組む宿題を決め、普段の自分がどのくらい時間をかけているのかを思い出す。(例:漢字なら、1ページ30分など)
  2. 普段よりも少し頑張ればできるであろう時間を、娘本人が決める。(例:漢字1ページ20分など)
  3. 娘本人がタイマーをセットし、宿題の準備をする。準備が出来たら、タイマーのボタンを自分で押す!
  4. タイマーが鳴る前に、宿題を終わらせてタイマーのストップボタンを押せれば、今日は娘の勝ち♪(先にタイマーが鳴ってしまったら、追加でタイマーをセットしなおす)

負けるのが嫌いな子供さんにはお勧めです。

気を付けなければいけないのは、プライドが高いお子さんの時。一度負けてしまうと、しばらくは拗ねてしまうこともあり得ます。

実は娘もプライドが高い子で、そのために、❝追加でタイマーをセットできるルール❞をプラスしました。

ごほうびシール

子供って、シールとかスタンプとか好きですよね。

娘もそうで、頑張った先に何かがあるとやる気が出るのかも…と思い、シールを用意しました。

◎使い方◎

  1. 自分の決めた時間に宿題を終わることが出来たら、シール台紙にシールを1枚貼る。
  2. すごろくゲーム感覚で、シール台紙のゴール目指して毎日取り組む。
  3. ゴール出来たらご褒美♪

ゴールまでに集めるシール枚数が多いと、子供はやる気を失いがちです。

なので、子供が毎日続けられるだけのマス目からスタートし、RPGのようにレベルアップする仕組みなどであれば、ゲーム好きの子供はルールが定着しやすいと思います。

ちなみに、うちの娘は3マスでゴールというかなり少ないマス目からスタートしました。

かけ算カード

カードが好きな子供さんなら、カード類がいいと思います。カードにもいろいろありますが、今回ご紹介するのは、かけ算カード。学校で用意されている掛け算のカードは、リング式のものが一般的です。

なので、少しでも子供が楽しめながら掛け算暗唱の宿題を進めていけるように、段に分けてあるカードを使いました。

随分前にネットのフリー素材にあったものを、厚紙用紙にカラーコピーして、それぞれの段に切り分けて作成。

カラーコピーにしたのは、少しでも子供たちがカードを使いたくなるのではないかという思いからです。

読み間違えをしてしまう読み方には、蛍光マーカーで印をつけるなどすることで、子供が自身で注意できるようにしてみました。

◎使い方◎

  1. まずは読み方を覚えたいカードを選び、カードを見ながら声に出して読み方を読む。
  2. すらすらと読めるようになったら、紙などでかけ算の式を隠して唱える。唱えたら隠していた部分を見て確認していく。
  3. ①、②を繰り返し数回取り組み、仕上げはカードを他の人に預けて暗唱していく。

他にも、間違えずに暗唱できるとそのカードをとることができるルールで、ゲーム感覚で楽しみながら掛け算暗唱の宿題を進めていくのもいいですよね。

また、国語なら現在教わっている漢字などでも応用は可能です。あいうえおカードや、ローマ字カードなども集中して楽しく取り組めるでしょう。

宿題を小分けにして5分休憩(ブレイクタイム)を入れる

そもそも飽きやすい子供の集中力が持つのは、せいぜい15~20分程度です。

ならば、時間を区切ってタイムスケジュールを決める、という方法にも取り組みました。

国語のプリント(15分)→5分休憩 → 算数プリント(15分) → 5分休憩 → 漢字(15分) → 5分休憩 → 音読

といった感じです。これだと休憩しながら宿題に取り組むので、宿題をしている間の集中は切れにくくなるでしょう。

しかし、気を付けなければいけないのは、結局は宿題が終わるまでに1時間ほど時間は必要になるということです。

私はそれでも子供がストレスなく自主的に取り組めるのなら許せる範囲の時間でしたが、スピードのみを追求していきたいとお考えの保護者様にはあまりお勧めはしません。

なぜなら、保護者の方のほうがイライラしてしまいかねず、そのイライラはやがて子供にも伝わると思うからです。

そうなってしまっては、親としても子としても良くないですし、まずイライラをぶつけ合っていると宿題がはかどりませんよね。

お子さんが自力で取り組めることを見守れる余裕がある方は、試してみるといいかもしれません。

子供専用の TO DO LIST

子供ってなんでもすぐに忘れがちになりますよね。

うちの子はそれがひどくて。よくあるのが、トイレに入ると次にすることを忘れているパターンでした。三歩歩いてすぐ忘れる…とでも言いましょうか。

なので、何をすればよいか見て分かるように、❝TO DO LIST❞を作りました。

それもカレンダーを利用したスケジュール式のものと、毎日の生活の流れ、もしくは宿題の優先順位を表にした手順表の3パターンです。

スケジュール式

まずは、スケジュール式をご紹介しましょう。

小学生時代の物は、すでに破棄してしまっているのですが、今も娘が自分で書き込んでいるスケジュールです。

今では貰い物のカレンダーで書き込みやすいものを娘に渡し、2か月分を壁に張り出す形式ですが、小学生の頃は100均で自分のお気に入りのスケジュール帳を買って書いていました。

中学校に入ると、行事やテスト、子供自身が友達と遊ぶ約束をするなど、予定が急増中!

親としても子供にいつ、どんな予定があるのか把握が困難になってきたのもあるので、カレンダーを張り出す形式をとっています。

◎使い方◎

  1. まずは2か月分のカレンダーを壁に貼る。
  2. 行事やテストなどを書き込む。
  3. 行事やテストの日を計算に入れて、学習、その他の予定を入れる。(できれば1週間が好ましい。明日の予定だけでもOK!)
  4. その日の予定が済んだら、丸やシール、スタンプなどで印をつける。

※行事やテストと、学習、その他の予定は色を変えて記入すると、パッと見た目にもわかりやすいからおすすめ。

少しさぼり癖がある娘ですが、本来は自分で立てた予定が出来れば赤で丸を付けたり、シールを張ったりして確認までを行うのがルールなんですよね。

確認やチェックを入れることによって、自分がその日の予定をこなせたか、やり忘れていることはなかったか、勉強ではどの教科の勉強をすべきなのかを自己確認し、習慣化することが最終目的です

そこまでできるようになると、宿題などは自身が決めた時間までに終わらせられるようになっていることでしょう。

もし、取り組まれるのなら、はじめは保護者の方がお子さんと一緒に予定の立て方などを考えて、お子さんが慣れてくるまでは見守ってあげてください。

生活の手順表

生活の流れと宿題の優先順位をつける手順表は、基本的には同じ形式にしていました。

今残っているのは、生活の流れを確認するための手順表です。

一部、紙で隠している部分には、赤矢印には娘の名前、黒矢印には息子の名前が入っており、二人がまとめてチェックできるようになっていました。

これは二人ともが小学生時代のものですね。

◎使い方◎

  1. まずは大きな流れを子供と一緒に振り返り、順番の確認をしておきます。
  2. 上から順の項目ごとに終わったら磁石やホワイトボード用マーカーなどで印をつけていきましょう。
  3. すべてチェックし終わったら、保護者の確認後に欄を空白に戻します。

項目はあまり複雑にしすぎると、低学年の子は特に文章を読まないので、簡単に短い言葉でも大丈夫です。

うちでは、子供が忘れずにチェックをできるようになるまで、項目をクリアするごとに「チェック終わった~?」と尋ねていました。

子供はホワイトボードを扱うのが好きな子が多いので、積極的にしてくれると思います。

宿題の優先順位表も、生活手順表と同じような仕組みです。

宿題の手順表

こちらは、現在残っていないので、写真がありません。

申し訳ないです。

しかし、生活手順表のように上から取り掛かる順に項目を書き出しておく使い方は同じです。

◎使い方◎

  1. なにから取り掛かるか順序を決めておく。いつも決まって出る宿題は、すでに書き込んでいてもOKです。(うちの子は、その日のイレギュラーな宿題は最後に書き足していました)
  2. 一つ宿題が終わるとすぐにチェックできるように、机上(すぐ横など)に置き、終わると磁石やホワイトボード用マーカーなどでチェックを入れる。
  3. すべて宿題が終わったら、保護者に確認してもらう。(我が家は、すべて終わったらプチおやつタイムでした)

視界に入るところに置いておくことで、自分でもチェックできるし、保護者が「終わった?」などと声をかけてしまい、お子さんの集中力を妨げる心配もかなり軽減できるかと思います。

失敗や成功の体験談

これまで取り組んできた、もしくは取り組んでいる最中の方法5つをご紹介してきました。他にも試したことはいくつもあります。

その中では、成功したもの、失敗したものもありました。

子供といっても、感情や気分のムラなどあって当たり前なものですから、当然と言っちゃ当然ですよね。

うちの子供が失敗したもの、成功したものを少し整理してみたいと思います。

失敗したもの

  • ごほうびシール
  • かけ算カード
  • 宿題を小分けにして5分休憩(ブレイクタイム)を入れる

ごほうびシールは、シール台紙やノートに貼るなどあらゆる手段で試してみました。

娘はとても喜んで、積極的に取り組んでくれはするものの、一度貼ったシールをはがしてあちこちに貼り出したんです。

壁、机、トイレ…本当にあちこち貼っていくので、はじめは大目に見てくれた祖母に叱られることになってしまいました。我慢できなかったんですね。

今ならそんなこともないでしょうが、すでに思春期でシールをもらっても喜ぶ歳でもなくなり、これは完全に私の失敗です。

かけ算カードは、数回の使用しかしませんでした。

理由は、親ばかと思われるかもしれませんが、娘が数字に強いのかすぐに覚えてしまったためです。そのため、「学校で使用するリングタイプのほうがおもしろい」といわれ、まだキレイなまましまわれてしまうことになりました。

宿題を小分けにして5分休憩を入れる方法は、完全にアウトでしたね。

休憩したらしっぱなし。宿題のことなんてすぐに忘れてしまっていました。

でも、これはあくまでも私の子供たちの話です。

成功したもの

  • キッチンタイマーと競争
  • 子供専用のTO DO LIST

キッチンタイマーは、自分で決めて操作し競争できるというのが、娘にはドはまりしていました。

時間に間に合わなくても、追加タイマーをセットしたり、気持ちを維持したまま続けたりとすごい集中力を発揮してくれた方法です。

最近は、PCやタブレット学習をしていますが、❝うさちゃんタイマー❞の代わりに、PCやタブレットのタイマーをセットして取り組んでいるようですね。

少しお姉さんになりましたが、料理の時間を測るときは、❝うさちゃんタイマー❞を使用してくれています。

私的には意外だったのが、子供専用のTO DO LISTでした。画像にもありますが、現在もスケジュール式はちょこちょこ利用してくれているようです。

宿題の手順表や、生活の手順表などは、本人が自分で優先順位をつけれるようになるまでの過程と思って使用していました。

ですので、自分でチェックを忘れずにでき、リズムが完全に身についてきてからは徐々にボードなしでチャレンジをさせていき、手順表から卒業。

たまにうっかりとしていることもありますが、日常生活には困らない程度になりました。

ただし、成功と失敗は私の子供たちの物ですので、すべての方が同じ結果になるとは限りません。

子供には一人ひとり個性がある

前にも書きましたが、今回挙げた方法はすべての人が同じ結果になることはないんです。

十人十色。100人いたら100通りの方法があって当たり前だ、と私は考えています。

実際、うちの娘はキッチンタイマーはドはまりの方法でしたが、息子にはそれほどでもなく、むしろ自分で時計を確認しながらのほうが頭がすっきりとして宿題に集中できたと話していました

競争することで物事に集中できる娘。

初めにしっかりと時計を見て時間を確認し、淡々と静かに宿題を進めていきたい息子。

同じ親から生まれた子供だけでも、真逆の性格を持っています。これが血のつながらない子供同士ならなおさらでしょう。

5分しか集中できない子。

音読に時間がかかってしまう子。

そもそも書くこと自体が苦手な子。

字はきれいに書けるけど、感想文や日記などが苦手な子。

子供たち一人ひとりに個性があるからこそ、色んなことを試し、子供自身の反応や感想を見逃さずに耳を傾けてあげる必要があります。

❝この方法がいいと聞いたから❞

❝みんなその方法で成功しているのよ❞

そんな親から目線だけの情報に、私たち親が目を曇らせてしまったら、それは子供の未来を曇らせることにもなるのかもしれません。

親の思いと子供の気持ちは違います。それを忘れないであげてください。

もう一度言いますね。

今回ご紹介した子供が宿題を早く終わらせる方法は、ほんの一例です。

成功と失敗は私の子供たちの例ですので、すべての方が同じ結果になるとは限りません。

まとめ

今回は、子供が宿題を早く終わらせる方法について、私の失敗と成功の体験談を通してご紹介させていただきました。

どのくらいの宿題がでるのか、子供が宿題を早く終わらせるために取り組んだこと、成功や失敗の体験談。

そして、子供一人ひとりの個性を大事にしてほしいということ。

まだまだ色んな方法があると思いますし、本当に私の取り組んだことはほんの一部の方法にすぎません。

それでもお子さんの宿題について、少しでも悩んでいる保護者の方のヒントになることがあれば幸いです。

また、この取り組みをさらに工夫して、もっとお子さんに合う方法を生み出されてください。

それではまた。

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  • 記事はありませんでした。これから充実させていきますのでお楽しみに!

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